書籍紹介第一回【プラチナタウン】ネタバレほぼなし
ご覧頂きありがとうございます!
今回は僕の読んだ本から色々な本を紹介していく書籍紹介第一回目です!
今回紹介させて頂く書籍は 楡周平さんの
プラチナタウンです! それではどうぞ!
目次
書籍情報
あらすじ
出世街道を外された総合商社部長の山崎鉄郎は、やけ酒を呷り泥酔。気がついた時には膨大な負債を抱えた故郷緑原町の町長を引き受けることに。だが、就任してわかったことは想像以上に酷い実情だった。私腹を肥やそうとする町議会のドンや、田舎ゆえの非常識。そんな困難に挫けず鉄郎が採った財政再建の道は、老人向けテーマパークタウンの誘致だったのだが.........。
感想
今回紹介するプラチナタウンは、昨今日本で話題になっている地方の衰退、少子高齢化問題に焦点を当てた社会派経済小説となっています。山崎の故郷である緑原町は、人口流出、住民の高齢化、過剰なインフラ整備等で財政が破綻寸前でした。そこで、山崎が町長としてあらゆる策を講じていくのですが、その度に問題にぶつかってしまいます。しかしそれでも諦めない山崎をつい応援してしまうほど物語に入り込める作品であると思います。また、登場人物のキャラクター性や、物語の進行はとても秀逸であり、とても読みやすく、読書が苦手な人でも読みやすいと思います。しかし、前半部分はあらゆる問題などが発生し盛り上がるのですが、後半部分は物語が上手く進みすぎてしまうので盛り上がりに欠けるとも感じました。現代日本の課題について描かれているので勉強にもなり、改めてそれらの課題について考えさせられる作品でした。
まとめ
書籍紹介第一回目いかがでしたでしょうか?初めてなので、つたない部分も多々あったと思います。(ごめんなさいm(_ _)m)
さて、今回紹介したプラチナタウンは今の日本の課題について考えさせられ、勉強にもなるので是非一度読んでいただきたい作品です!WOWOWでドラマ化もしているので、是非ドラマも1度見てみてください!
それではまたお会いしましょう!